2014-09-15から1日間の記事一覧

自分の価値観

観 「ナイン・トゥ・ファイブかセブン・イレブンか」、[平凡な研究労働者かスーパースター科学者か]、「実験室内の職業か実験室外の職業か」その選択は、キミが人生や仕事にどういう価値をおくかで決まってくる。ローゼン(S。 Rosen)とポール(C。 Paし)|…

実験室以外・医者以外の職業

研究者として生きる道のもう1つの新しい動向は、実験室以外で働く人生だ。科学研究が好きだし、博士号もとった。けど、実験室での研究も単なる|つの労働である。人生は実験室での研究がすべてではない。豊かに幸福に生きる手段として職業があるだけだ。だ…

科学者の大衆化

科学社会学者マッギンによれば、現代社会では研究者・技術者はとても多い。少数の特権的職業というより、ありふれた大衆的な職業である。研究そのものも、1人1人の研究者が独創的なアイデアを思いつき、実験をし、大発見をする時代ではない。パラダイムに…

研究だけが人生?

世の中には、すばらしく美しい景色があり、珍しい建造物があり、多様な人々の生活がある。世界のあちこちを旅行したいと思う、胸がワクワクするような話題の映画は何とか時間をつくって見ておきたい。人生を深く考えさせられる感動的な小説も、パラパラする…

研究に全てを捧げた不肖ハクラク

22歳で大学院に入学して以来、約25年間、 、すべての時間をバイオ研究に費やしてきた。働き盛りの人生を全部研究に捧げてきた。1日24時間しかないが、できるだけ長時間研究に打ち込めるように、生活、感情、考え方をコントロールしてきた。時間だけで…

アメリカの評価は、結構妥当だと思うネ

「ニューヨークはワシントンに近いからこっちにおいでよ。ボクがワシントンD.C.に行く機会はないんだ。ワシントンDCからならバスや電車で結構便利だよ。安いし。クルマは駐車に困ったりでそれほど便利じゃない。なに奥さんとー緒?それならクルマの方が安い…

アメリカのすばらしいところ

今日電話してネ。今日だよ 昼食はいつも、研究所の別棟の1階にある小さなカフェテリアに行く。ここのサラダバーは世界で一番うまい。サラダバーといっでも、ネタは20種類ほどあって、 日本と違うのは、チャーハン、焼きそば、スパゲティー、すき焼きなども…

NIHの科学運営官

、NIHの科学運営官(と科学運営官になりたい人)を教育する研修会に参加した。丸2日間、朝8時20分から夕方5時までというビッシリのスケジュールだった。ベセスダ市のNIHキャンパスにあるナッチャービルの大きな会議室が会場たった。初日の朝、受付で…

西海岸のバイオマップ

タマノイさんがアメリカ西海岸のバイオテク状況を話してくれた。「西海岸では、UCLAはバイオテクは実は少し弱いんです。企業としてはアムジェン(Amgene)社しかないんです。UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)には、カルビオケム(Calbiochem)…

ロサンゼルスと麻薬とセックス

マリコ夫人(UCLA人類学教授)も話に加わってきた。 「私の研究室に日本からきた女子学生が2人いるの。その1人が先日、私のところにわざわざきて、『このあいだ連れてきた男の子はただの友達でボーイフレンドじゃありません』というのよ。そんなことフ…

大学院の質の高さ

臨床医学系を除いたUCLAの生命科学系の教官(ファカルティ:Faculty)は約190名いる タマノイさんのいる微生物・分子遺伝学科、それに、細胞生物学科、生化学科、薬理学科などなどが含まれている。その生命科学系の各学科が一括して大学院生を入学させ…

UCLAは教養教育を再び重視

日本の大半の大学では、それまで何す年と続いていた教養部を数年前に廃止してしまった。文部省によって必須と決められていた入学後1~2年間の教養教育は、乱暴にいうと、「無駄でくだらない」ので廃止してしまった。ところが、ここアメリ力UCLAでは、…

UCLAとIBMが連携

UCLAがIBMと組んで、事務書類をすべてコンピュータ化する計画を進めている。研究者にとっては、例えば、研究費の申請、研究費での支払いも一切コッピュータでできるようにしようとしている。ただ現在問題なのは、ハッキングである。何者かがセキュリティを破…

日本人。在米20年、分子生物学、理学部生化学出身

タマノイさんは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の微生物・分子遺伝学教室の教授である。20年ぶりの再会 タマノイ教授は日本の大学院ご出身である。 、大学院時代のタマノイさんを知っている。というよりその時しか知らない。日本の名古屋…

“アメリカは誰だって大統領になれる国”。

いままでの人たちには、アメリカ東海岸ワシントンD。C。近郊でお話を伺った。ご存知のようにアメリカは広い。地域によって文化圏が異なると思えるほど広い。それにワシントンD。C。近郊では大学の研究者にお話をイ司っていないというわけで、アメリカ西海岸…

日本学術振興会ワシントン研究連絡センター

<日本人、今回の在米は2ヵ月,∇学術振興法学部法律学出身、38歳 男性 ワシントンロ。にある日本学術振興会ワシントン研究連絡センターにおじゃまして、バイオサイエンス研究の動向を伺うことにした。ところが、菊池所長は、高エネルギー・原子核物理が専門で…