マイクロソフトが独自の翻訳アプリを発表

 

 

マイクロソフトは現在、様々な機器で利用できる独自の翻訳アプリを提供しています。

木曜日に発表されたMicrosoft Translatorは、iOSとアンドロイドのユーザー向けのソフトウェア大企業によってデザインされた新アプリです。このアプリは携帯可能なモバイルソフトウェアへのGoogleの適応、 つまりAndroid Wear を備えたスマートウォッチや、Apple Watch 、電話、タブレットをサポートします。

翻訳してもらいたい言葉やフレーズを入力したり話したりすれば、スクリーン上で訳文テキストを見ることができます。また、他のアプリとの間で、訳文をコピーや貼り付けたりすることが可能です。現時点でMicrosoft Translatorは、英語や中国語、フランス語、イタリア語、日本語、スペイン語、ロシア語などの50の異なる言語をサポートしています。

マイクロソフトは既に、Bingウエブサイトと、Windows phoneモバイルシステム、およびそのWindows 10 デスクトップソフトウェアのアプリを通して言語翻訳サービスを提供しています。また、Skypeアプリの一部であるSkype Translatorプログラムを通しても翻訳を提供しています。しかし、これはマイクロソフトにとって、iOSやアンドロイドモバイル機器、スマートウォッチの翻訳アプリへの初の進出です。

 

新しいアプリとともに、マイクロソフトはグーグルのテリトリーへと進出しています。グーグルはwebでの翻訳サービスを長年提供してきた検索大手です。 グーグルの翻訳アプリは、2つの側面でより進んでいます。モバイル機器のカメラを本や他の対象物に向けて指させば、テキストが自動的に選択言語へと翻訳されます。グーグルの翻訳アプリは、テキストベースの翻訳で90言語をサポートしています。グーグルはAndroid Wear スマートウォッチへのアプリに参入していないため、その点ではマイクロソフトにチャンスがあります。